役に立ちそうな(?)ことから、本当にくだらないことまでいろいろあります。
かなり個人的主観入ってます。
新宿から甲府まで行くとします。
バスの時刻表を見ると、4本中3本が石和経由、1本が甲府南経由になっています。
そして、どちらも所要時間は2時間10分となっています。
ならばどちらでも同じかな、と思えるのですが。。。
私の経験上、新宿→甲府では
甲府南経由のほうが良いと思えます。
理由として、甲斐大和で分岐した後、甲府南経由のバスはそのまま中央道を進みます。
そして、甲府南インターで一般道に下りるのですが、この一般道は片側2車線の整備された道路であり、一部区間以外ほとんど渋滞になりません。
よっぽど混雑していない限り、到着が大いに遅くなることはありません。
(15分近く早着したときもありました)
一方の石和経由は甲斐大和の先、勝沼インターで一般道に降ります。
その付近は大した事は無いのですが、甲府に近づくにつれて交通量が増えていき、流れが悪くなります。
そして、石和〜甲府付近は、片側1車線の狭い道で。
この道は渋滞することが多く、スムーズだとしても甲府南経由の通る広い道にはかないません。
よって、休みの日などは到着が10分〜20分くらい遅れることもしばしばです。
このため、絶対、というわけではないのですが、甲府南経由のほうが早く着く可能性が高いように思えます。
(思えるだけかもしれませんが…)
なお、甲府から新宿に向かうときはどちらもほとんど変わりがありません
乗車扱いをする上野原までは、ダイヤ維持に努めている(と思われる)ためです。
結論から言えば、場合によっては電車のほうが安いときもあります。
またも新宿〜甲府を例にとってみます。
普通に新宿から甲府まで行く場合、電車だと
2210円(普通列車)、高速バスだと
1950円なので、高速バスのほうが安くなります。
ところが、新宿から中央線ではなく私鉄の京王線を使って八王子まで行き、そこから中央線を使うと、京王線350円+中央線1450円で
1800円となり、乗り換えと所要時間は増えますが、運賃は電車のほうが安くなります。
しかし! この日が平日だった場合、高速バスでは「トクワリきっぷ」が使えます。
詳しくは
こちらに書きますが、これを使うと片道
1450円になります。
逆に、春休みや夏休み、冬休みだと電車では青春18キップが使えます。
結構有名なキップで、1日1人2300円でJRの普通列車が乗り放題になるキップです。
1日で往復すれば
2300円で済みます。
但し、1人1日を1回として5回分セット(11500円)での発売なので、余ってしまう可能性もあります。
季節限定でもあるので、上手く使えればお徳になる、という類のものです。
このように、電車のほうが安いケースもありえます。
また、高速バスのバス停は繁華街から離れていることが多く、バス停から目的地までの交通費を加えたら電車より高くなった、などという場合も良くあります。
結局、どの方法が一番安いのか。
それは、ケースバイケースであり、絶対にこれが安い! というのは無いと思います。
安さと便利さや時間はしばしば反比例するので、この価格、このぐらいの負担ならいいかな、と思える組み合わせを見つけてはどうでしょうか?
新宿−甲府線には、往復割引の制度がありません。
その代わり、“往復でも使える”回数券があります。
「トクワリきっぷ」というものです。
通常だと新宿〜甲府は片道1950円ですが、この回数券は2枚組で2900円。
片道1回分は1450円になります。
新宿〜石和用だと2枚で2700円、1枚分は1350円になります。
但し、
平日しか使えません。
これは
非常にどうでもいいことですが、新宿の窓口で買った券と甲府の窓口で買った券は色が違います。
本当にどうでもいいことです。
当たり前ですが高速バスは高速道路を通ります。
中央高速バスは中央道を通ります。
この中央道、夏休みなどのシーズンには結構渋滞します。
普通の休日でもしばしば渋滞します。
そして、またも当たり前ですが高速バスはこの渋滞に思いっきり巻き込まれます。
昔は東京から山梨まで約80キロ近く、断続的にず〜〜っと渋滞していたような事もあったようです。
知っている限り、渋滞50キロに巻き込まれたことはあります。
最近は車線が増えたりしたため、20キロを超えるような渋滞はほとんど無いですが、それでも観光シーズンは渋滞が起きます。
こうなると、さすがに高速バスは使えないなぁ、というのが本音ですね。
予約窓口で座席を取ろうとしても、“いつ到着するか分かりませんがよろしいですか?”と聞かれます。
さすがにそこまで言われると「電車にします...」と答えたくなります。
近年は中央道の整備も進み、渋滞は減ってきてはいます。
しかし、行楽シーズンの休日を中心として、依然渋滞は発生しています。
時間の正確さを求めるならば、やはり電車のほうが確実でしょう。
(人身事故で中央線が止まったりしなければ、ですが。。。)
高速バスを予約するときに電話をするところです。
最近はウェブ上からでも予約できるようになり、受付時間も深夜の2時間以外となっていて便利なため、電話はしなくて良いときも多いのですが、ネット環境が無いときは相変わらず電話です。
さて、この予約センター、2つの場所で対応が全然違います。
新宿は完全に自動化されており、ガイダンスに従ってボタンを押していきます。
一方、甲府は予約窓口の係りの人が電話に出て対応します。
どちらが良いかは人の好みだと思いますが、私は甲府のほうがいいですね。
新宿だとガイダンスをず〜っと聞かなければなりません。
甲府なら電話が繋がった途端に「○日○時の新宿行き1枚お願いします」でいいわけですし。
別にバスの正確な発車時間を知らなくても「○時ぐらいの便」と言えば通じますし。
…あと、これが一番の理由ですが、新宿のガイダンス、聞こえづらいんですよ。
いつだか、駅の雑音とかにまぎれて聞き取れず、あきらめて電車で帰ったことがあります。
…個人的な感想でした。
確かに、どの案内にもそう書いてあります。
しかし、休日や、平日でも利用の多い時間だと、満席を理由に乗車を断られてしまう場合があります。
実際、満席なので仕方ないのですが、待っているほうは気の毒です。
連休の最終日などは、甲府や伊那・松本などへ向かう便でも全便満席になったりします。
こうなると、いくら待っても座れるはずもありません。
そのため、途中から乗る場合でも予約を取っておくことをお勧めします。
窓口のほか、ネット、もしくは電話で予約を取れます。
途中のバス停からの指定の場合はチケット発行は無く、バスを予約する際に登録した電話番号(=予約番号)を運転手に伝えて確認を取ります。
運賃は乗るときに支払います。
ネットや電話で予約すれば、別に前もってどこかの窓口に行くような必要は一切無いため、予約は取っておいたほうが確実です。
本当に。
大体の路線では、複数会社での共同運行です。
そして、会社ごとにアナウンスの内容が異なっています。
さすがにバス停名やその順序は一緒ですが(当たり前)、その合間に入る宣伝の内容が違うのです。
特に、山梨交通の便では、山梨県内を走行中、付近の観光ガイドが流れます。
観光で甲府や河口湖へ向かう方、山梨交通の便を選んでみてはどうでしょう?(^ー^)
但し、会社ごとにバスの乗り心地なども若干違うようで、
山梨交通のバスは他に比べて今ひとつだったりして...
近頃、どうも高速バスでのマナーの悪さが目立つ気がします。
…という私自身、マナーは完璧などと言い切る自信はまったく無いですが。
ただ、最近は乗るたびに喧しい集団が居たり、タバコを吸っている
オヤジ客が居たり、走行中にウロウロ歩き回ってる
オバサン客が居たり。etc.
やはりお互い気持ちよく利用したいものです。
(もちろん、バス車内は全席・全区間禁煙です!)